社会に出る前に知っておくべき行きたい高校を選ぶ方法のこと

注:この記事は2014年5月13日に公開したものを再編集したものです。

現在公立中3年生の方、またそのご家族の方、
そしていま中2以下の学年の方も

「自分が進む高校」ってどう選べばいいんだろう?

と悩むことはあると思います。

ここではまず兵庫県下、主に神戸市周辺の高校について、
主に設置されている学科で選ぶ方法をご紹介します。

1)普通科高校を選ぶ→基本は大学などへの進学

普通科は「専門学科に特化しない」学科、
そして主に大学(短大)・また専門学校などへの
進学を前提にしたコースがほとんどです。

習うことは基本的に中学の学習の延長で、
高校に在学する生徒全体の約7割が普通科の生徒です。
学校により、普通科の中に「特進コース」「アドバンスコース」など
難関大学を目標とするコースが、特に私立に多く設置されています。
旧神戸第三学区には、

  • 長田
  • 星陵
  • 北須磨(単位制)
  • 伊川谷北
  • 須磨東
  • 舞子
  • 神戸高塚
  • 伊川谷

の各公立普通科高校があり、
またその併願校としては
須磨学園、滝川第二、神戸学院大付属、神戸野田などの
私立高校普通科がよく受験されています。
普通科は進学者も志願者も多い学科ですが、
大学進学を考えない場合は専門学科への変更を検討するのも良い方法です。

2)公立総合学科を選ぶ→魅力は幅広い授業

普通科科目と専門科目の両方を
ある程度自由に選んで学べる高校で、
最近特に人気が高くなっています。
魅力的なのは
大学と同じように(いくつか制約は付きますが)授業を組み立てて、
興味ある勉強ができることです。
例として、名谷駅に近い須磨翔風高校では、
2・3年時に100科目以上の中から授業を選べます。
デメリットとしては、
大学受験を考える場合、一般的な普通科に比べて
必要な科目を受講する機会が少なくなること
また選択の範囲が広いために
生徒自身が単位の通りやすい授業や
面白そうな授業を優先して選んでしまったりして、
進路の目的意識を持ちづらい点などが上げられます。
須磨翔風高校のほか、須磨友が丘高校六甲アイランド高校
隣接する明石市に明石南高校などがあります。

3)大学附属の高校や、系列高校を選ぶ→学内の成績維持がカギ

既に通いたい大学が決まっている場合、
その付属校・系列校を選ぶ方法もあります。

兵庫県内の場合、
全県から受験できる兵庫県立大学附属高等学校があり、
また神戸学院大付属兵庫大学附属須磨ノ浦などは
付属大学に進む生徒の他、
それ以外の大学などへ進学する生徒も多い学校です。

神戸常盤女子高等学校は、
系列の神戸常盤大学などへの看護科進学に特化した
大学特進看護医療コースを持っていますし、
また啓明学院高校のように特定の大学(関西学院大学)との関係姉妹校となり、
大部分の生徒がそちらへ進学する高校もあります。

こういった学校の場合、希望する学部・学科へ進学するには、
校内で規定以上の成績をおさめる必要があるところがほとんどで、
在学していれば安心、というわけではないので要注意です。

4)専門学科を選ぶ→実技・実習で即戦力の社会人へ

工業科、商業科などがいわゆる「専門学科」です。
高校の中では進学の勉強よりも、
電気や機械、土木や建築、情報処理や、
簿記(物の売り買いとお金のやり取りを記録する勉強)、会計など
専門性が高く、働くようになってもすぐに使える知識を多く学びます。
要注意なのは、神戸市内の場合、
工業科も商業科も、普通科とそう難しさが変わらないところです。
(地域差がありますので、模試資料などご確認ください)
そしてコース・選択によっては、普通科以上に課題に追われるところもあります。
(兵庫県立神戸商業高等学校、通称「県商」の会計科など)
目先の難しさだけでなく、何を学ぶか、どんな仕事を目指すか
普通科以上に考えて選ぶ必要のあるのが専門学科と言えるでしょう。
卒業後は就職する人が多いですが、
推薦枠を取って大学へ進学する人も、
また自力で受験する人も近年は多いようです。

大学へ行きたいのか、そうでないのか、
また自分は何を勉強したいのか、またはしたくないのか、
そのあたりをゆっくりじっくり考えて進学先を選んでくださいね。