【神戸版】私立高校の選び方

10月に入りまして、もう中間テストが終わった学校も多いようです。
テスト結果に一喜一憂するところですが、3年生は特に高校選びが直前に控えているので、それを考えて授業にも勉強にも前向きに取り組みたいとこですよね。

さてじゃあその私立高校、いったいどんなふうに選べばいいんでしょうね?
実は、神戸の私立高校の選び方って、パターンがものすごく少ないんです。

その理由を含めて、今回は【私立高校をどう選べばいいか】のお話をしていきます。

☆神戸の私立高校選びを慎重にする理由

兵庫県に住み続けている方は大して気にならないかもしれないのですが、県外から来た私(代表)にとっては「私立高校が1校しか選べない」のは衝撃でした。
なぜかというと、私の出身地愛知県は私立を3校まで受験できるから。

2次募集などの特殊な例を除き、「私立は1校しか選べない」ので、
公立を受けない、または受験が残念な結果だった場合、その私立に進学することになります。
また、ほとんどの学校は2月10日が試験日で、それ以外の募集がごく少数であることも注意が必要です。

参考→2017年度 私立高等学校入試出願状況(共学校)

二次募集をする高校もあるにはありますが、募集は「若干名」なので期待はしないほうがいいです。

☆私立高校を選ぶポイント

では、私立高校を選ぶときのポイントをご紹介します。

  1. 私立専願か、公立も受ける併願か
    毎年よく質問をいただく問題です。
    私立を受験する場合「合格したら必ず進学する」専願と、「公立に合格したら辞退することができる」併願の2通りの受け方があります。
    専願は「必ず進学しなければならない」のを条件として、各高校とも併願よりは合格しやすいようになっています。
    ただ、「絶対に合格できる」とは限らないので注意が必要ですし、なによりそこに進学するのが決定事項となるので、「ここに3年間通う」ことに納得できる学校を選ばないといけません。
    併願の場合、公立も受験はできますが、専願より合格点は高めとなります。上位公立校(長田、神戸、兵庫、星陵など)の相手校になる滝川第二や須磨学園のトップクラスはかなり熾烈な闘いになりますし、公立普通科校の相手になるところも油断は全くできません。
    また、兵庫県にはいわゆる「私立推薦」の制度がないことにも注意が必要です(学校により、専願を「推薦」と呼んでいるところもあります)。加えて、他都道府県の一部で行われている「確約」(学校や模試の成績により受験前に合格の約束をもらえる)の制度もありません。注意してください。
  2. 付属校か、進学校か、専門学科か
    私立は学校により、大学の付属や「高大連携」などにより、ある程度大学への進学が約束されている高校と、完全に実力勝負で大学受験をしなければならない高校があります。
    もしも習い事などで大学受験の勉強をできるだけ負担のないものにしたいなら、おすすめは付属校です。その際、ゆくゆく自分が勉強したい学部学科がある大学の付属であることを確認しておきましょう。
    神戸の場合、啓明学院高校は関西学院大学へほぼ全員が、神戸学院大学附属高校は神戸学院大学へ約半数が進学しています。他校も系列大学への進学は多いですが、どれくらいの割合で進学しているかはオープンハイスクールなどで聞いておくのがおすすめです。
    進学校の場合、学校内で勉学面に関してかなり鍛えられることを覚悟しておかないといけません。高校によりますが、1時間目の前に0時間目があったり、授業が午後8時まであることはそう珍しくないことです。鍛えられ具合は学校とその中のコースによりけりですが、本気で大学を目指す同級生と競い合う環境が刺激になるタイプにはうってつけでしょう。
    また、普通科以外の専門学科を選ぶ場合、工業(神戸村野工業など)、商業(神戸星城など)、家庭(神戸常盤など)などのコースから自分に合うところを探すことになります。専門学科の場合、卒業後は指定校推薦で大学へ行く道専門学校への進学、また就職など進路が分かれます。
    できれば、大学へ行きたいかそうでないかは、中学のうちにぼんやりとでも考えておくのがいいでしょう。神戸星城高校のように、商業科でありながら大学進学前提で勉強を進めていく高校も存在します。
  3. 共学か、男子校か、女子校か
    全国的に男子校・女子校は共学化されることが多くなっては来ましたが、他地域に比べて比較的女子校が多く残っているのが神戸の特徴でもあります。伝統ある女子校はOGの層も厚く、進学や就職でその縦のつながりが生きる場合も多いので、女子はこれを検討材料として使うのがいいでしょう。
    近年共学化されたのは、育英・神戸野田などがあり、特に育英は女子の受け入れを始めたことから人気が急上昇しました。野田も女子のみだったキャリアコースが総合進学コースとなり、芸術系なども含めた多彩な進路への対応を始めています。

というわけで、神戸での私立高校の選び方は「そこへ進学する可能性がとても高い」事を考え、オープンハイスクールや学校案内などを十分に吟味した上で慎重に選ぶことをおすすめします。どちらにせよ、そこへ3年間通い、自信を持って「母校だ」といえる学校選びをしていただけるのを願ってやみません。

 


教室では教室生を募集中です。
特に中学2年、高校2年を大募集しています!
お問合わせは
電話:080-4025-4736(代表の携帯につながります)
または078-783-1156(代表自宅)

メール:こちら、またはこちらのメールフォームからどうぞ!

2017年度夏の日曜講座のご案内

毎年恒例になっております、中学3年生向け夏の日曜講座のご案内です~。

過去この講座からは、
北須磨、須磨東、須磨友が丘、舞子、須磨翔風、神戸高塚、伊川谷などの公立校や、
須磨学園、滝川第二、滝川、育英、神戸野田、神戸星城、神港学園、神戸山手などの私立校合格者が出ています。

ここ数年は学区の変更私立の共学化などが続き、
学校の勉強内容や難しさも10年ほど前とではかなり変わりました。
そういった入試情報から、「自分は何を目指していこうか?」という進路のことまで
今年もしっかりと生徒の皆さんやご家族にお伝えする講座にいたします。

今年は暦の関係で模擬試験が9月3日(日)となるため、
日程は7月30日、8月6日、13日、20日、27日、9月3日で行います!


公立・私立高校を受験する中学3年生

7月30
86日、13日、20日、27
9
3

(最終日は兵庫模試の会場受験日となります)
授業料は全6回分合わせて計算します

9月以降も引き続き公立入試対策講座を実施します。
参加できない日程があれば振替などの対応をいたしますのでご相談ください。



130019:00
(
最後の1時間は自習・質問タイム)
 自習・質問タイムは、学校や他塾の課題などのご質問が可能です(教科不問)


 27,490
(右記教材費・模試受験料を含む)
授業料…22,000(※教室生は割引になります)
教材費…2,000
兵庫模試受験料…3,490

英語・数学について、
1
年~31学期までの範囲の復習を中心に、
受験内容の基礎を演習・解説します。
9月以降の日曜講座は、5教科の授業を実施します。

お申込み・お問い合わせは、
電話→080-4026-4736 または078-783-1156 (「夏の日曜講座問い合わせ」とお申し出ください)
(スマホの場合電話番号クリックで発信できます)
メール→こちらのメールフォームまで(お問合わせの種類で「中3向け日曜講座」をお選びください)
よろしくお願いいたします~。

旧神戸第3学区を第一志望にするときの相手校は?

兵庫県の私立高校入試まであと1ヶ月となりました。
中3生の皆さん追い込みは進んでますか?

私立の入試が終われば1ヶ月ですぐに公立校入試
普通科・総合学科志望の方は「第2志望どうしよう…」と悩むところです。
今回は、「旧神戸第三学区」の普通科・総合学科高校を受験するときに
今までによく見られた第2志望校の選び方をご紹介します。

第1志望 第2志望の例
長田 難易度があまり変わらない神戸を第2志望とする例はとても少ないです。
よくあるのは星陵ですが、兵庫も多くほぼ同数です。
北須磨須磨東を選ぶ例もあります。
 星陵 須磨東伊川谷北を選ぶ例が多く北須磨がそれに続きます。
その他は旧第1・第2学区の学校(御影・夢野台など)が多いです。
 北須磨(単位制) 須磨東を第2志望とする例が多いですが、
須磨友が丘伊川谷北もよく選ばれています。
 須磨東 余裕を持って舞子を選ぶ例が多く見られます。
ついで伊川谷北神戸高塚が続きます。
伊川谷北 舞子を選ぶ例が多く、それに神戸高塚須磨友が丘が続きます。
伊川谷須磨翔風も少ないですが選ばれています。
 須磨友が丘(総合学科) 同じ総合学科の須磨翔風を選ぶ例が多くあります。
神戸高塚舞子伊川谷がその後に続き、
少数ですがやはり総合学科の六甲アイランドの例もあります。
舞子 多くの方が伊川谷を相手校としています。
ついで須磨翔風神戸高塚と続いています。
 須磨翔風(総合学科) 伊川谷神戸高塚を選ぶ方が大多数です。
神戸甲北や神戸北も名が上がっていますが
距離が遠くなるためごく少数です。
 神戸高塚  大多数が伊川谷を第2志望にしています。
その他の学校はまれです。
伊川谷 大多数の第2志望が神戸高塚で、
神戸甲北や神戸北もごく少数見られます。

以前の記事「神戸:第一志望から考える第二志望の選び方」も是非参考になさって下さい。

今回は以上です(^_^)

高校入試 追い込みに使える問題集いろいろ

注:この記事は2015年1月30日に公開したものを再編集したものです。
そろそろ私立高校の受験先が決まる頃でしょうか。
共学化されたり、コースが改変されたりして
私立高校の選択肢も広くなってきていますね。

では、
私立入試までの期間でしっかり復習&受験対策ができる
市販の問題集・参考書をまとめてみました。
参考にどうそ!

☆英語

昔からお馴染みのシリーズですが、
「何をやればいいの???」とパニックになっているなら
とりあえずこれを。
全部やらなくても、
出る順レベルの1番目2番目辺りをくり返し、
文も一緒に覚えるようにすれば効果的です。

練習用ノートも販売されているので、
こちらを活用するのもありです。

☆数学

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数学 (10日間完成 中1・2の総復習)
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1・2年の復習が心配な場合はこの辺りがお勧めです
追い込み用に書き込んで解いてもいいですし、
1回めはノートに、2回めは本にとやると2回出来ます。
また、公式が暗記できていない場合は
教科書や公式集を用意し、
1回めはそれを見て、2回目以降はわからない時だけ見て、
ヒント無しでできるようになるまで繰り返すと効果が上がります。

中学数学公式・用語集 (中学用語集)
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公式の確認はこの辺りをどうぞ。

3年分の基礎問題を復習したい場合はこちらを。

☆国語

中学国語 出口のシステム読解―基礎から入試まで!
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「読解問題で何をどう答えたらいいのかわからない!」とき、
大急ぎでこれを仕上げておくと
考え方と答え方が理解できます。
漢字と語句は大丈夫だけど…の場合はぜひ。

漢字は書かないと覚えられません。
この辺りでバリバリ書く練習をしておきましょう。

定期テスト基礎からぐんぐん中学国語文法・古典
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文法や古典の知識問題はこちらを。

☆理科・社会

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高校入試 合格でる順 社会 四訂版
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忘れたらなんどでも覚え直す、それが暗記の基本です。
もうこの時期は暗記本を常に持ち歩き、
暇さえあれば見てチェックして…をやるのがお勧めです。

高校入試合格でる順 暗記カード 理科 改訂版
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上記のシリーズは印刷済みの暗記カードも出ています。

問題演習は「50%以上」のこのシリーズがお勧めです。

皆さんの健闘を祈ります!

社会に出る前に知っておくべき行きたい高校を選ぶ方法のこと

注:この記事は2014年5月13日に公開したものを再編集したものです。

現在公立中3年生の方、またそのご家族の方、
そしていま中2以下の学年の方も

「自分が進む高校」ってどう選べばいいんだろう?

と悩むことはあると思います。

ここではまず兵庫県下、主に神戸市周辺の高校について、
主に設置されている学科で選ぶ方法をご紹介します。

1)普通科高校を選ぶ→基本は大学などへの進学

普通科は「専門学科に特化しない」学科、
そして主に大学(短大)・また専門学校などへの
進学を前提にしたコースがほとんどです。

習うことは基本的に中学の学習の延長で、
高校に在学する生徒全体の約7割が普通科の生徒です。
学校により、普通科の中に「特進コース」「アドバンスコース」など
難関大学を目標とするコースが、特に私立に多く設置されています。
旧神戸第三学区には、

  • 長田
  • 星陵
  • 北須磨(単位制)
  • 伊川谷北
  • 須磨東
  • 舞子
  • 神戸高塚
  • 伊川谷

の各公立普通科高校があり、
またその併願校としては
須磨学園、滝川第二、神戸学院大付属、神戸野田などの
私立高校普通科がよく受験されています。
普通科は進学者も志願者も多い学科ですが、
大学進学を考えない場合は専門学科への変更を検討するのも良い方法です。

2)公立総合学科を選ぶ→魅力は幅広い授業

普通科科目と専門科目の両方を
ある程度自由に選んで学べる高校で、
最近特に人気が高くなっています。
魅力的なのは
大学と同じように(いくつか制約は付きますが)授業を組み立てて、
興味ある勉強ができることです。
例として、名谷駅に近い須磨翔風高校では、
2・3年時に100科目以上の中から授業を選べます。
デメリットとしては、
大学受験を考える場合、一般的な普通科に比べて
必要な科目を受講する機会が少なくなること
また選択の範囲が広いために
生徒自身が単位の通りやすい授業や
面白そうな授業を優先して選んでしまったりして、
進路の目的意識を持ちづらい点などが上げられます。
須磨翔風高校のほか、須磨友が丘高校六甲アイランド高校
隣接する明石市に明石南高校などがあります。

3)大学附属の高校や、系列高校を選ぶ→学内の成績維持がカギ

既に通いたい大学が決まっている場合、
その付属校・系列校を選ぶ方法もあります。

兵庫県内の場合、
全県から受験できる兵庫県立大学附属高等学校があり、
また神戸学院大付属兵庫大学附属須磨ノ浦などは
付属大学に進む生徒の他、
それ以外の大学などへ進学する生徒も多い学校です。

神戸常盤女子高等学校は、
系列の神戸常盤大学などへの看護科進学に特化した
大学特進看護医療コースを持っていますし、
また啓明学院高校のように特定の大学(関西学院大学)との関係姉妹校となり、
大部分の生徒がそちらへ進学する高校もあります。

こういった学校の場合、希望する学部・学科へ進学するには、
校内で規定以上の成績をおさめる必要があるところがほとんどで、
在学していれば安心、というわけではないので要注意です。

4)専門学科を選ぶ→実技・実習で即戦力の社会人へ

工業科、商業科などがいわゆる「専門学科」です。
高校の中では進学の勉強よりも、
電気や機械、土木や建築、情報処理や、
簿記(物の売り買いとお金のやり取りを記録する勉強)、会計など
専門性が高く、働くようになってもすぐに使える知識を多く学びます。
要注意なのは、神戸市内の場合、
工業科も商業科も、普通科とそう難しさが変わらないところです。
(地域差がありますので、模試資料などご確認ください)
そしてコース・選択によっては、普通科以上に課題に追われるところもあります。
(兵庫県立神戸商業高等学校、通称「県商」の会計科など)
目先の難しさだけでなく、何を学ぶか、どんな仕事を目指すか
普通科以上に考えて選ぶ必要のあるのが専門学科と言えるでしょう。
卒業後は就職する人が多いですが、
推薦枠を取って大学へ進学する人も、
また自力で受験する人も近年は多いようです。

大学へ行きたいのか、そうでないのか、
また自分は何を勉強したいのか、またはしたくないのか、
そのあたりをゆっくりじっくり考えて進学先を選んでくださいね。

神戸:第一志望から考える第二志望校の選び方

注:この記事は2014年9月22日に公開したものを再編集したものです。

学区制度の変更により、公立高校の第二志望校の選び方にも影響が出てきます。
ここでは「旧神戸第3学区の学校を第一志望にする場合」の第二志望校選びのパターンを考えてみました。
ご参考にどうぞ~。

第一志望の高校 第二志望校候補(1)
内申点に十分な
余裕がある場合
候補(2)
標準的な
内申点の場合
候補(3)
内申点に
余裕が無い場合
長田 星陵
(神戸、兵庫もあり)
北須磨
夢野台
須磨東
夢野台
星陵 須磨東
夢野台
北須磨
須磨東
伊川谷北
伊川谷北
須磨友が丘
北須磨
※定員が
少ないので注意
須磨東
伊川谷北
夢野台
伊川谷北
須磨友が丘
須磨友が丘
舞子
須磨東 須磨友が丘 舞子 神戸高塚
須磨翔風
伊川谷北 須磨友が丘 舞子 神戸高塚
須磨翔風
須磨友が丘 須磨翔風
(総合科同士で狙う層も)
神戸高塚
須磨翔風
伊川谷
舞子 神戸高塚 神戸高塚
須磨翔風
伊川谷
神戸高塚 伊川谷 (東灘)
(神戸北)
須磨翔風 伊川谷 (東灘)
(神戸北)
伊川谷 神戸高塚 (東灘)
(神戸北)

()内は地理的条件や難易度などから考えて、数は少ないが可能性はあるところとして書きました。

兵庫県の高校入試の仕組み(おさらい)

注:この記事は2015年1月7日に公開したものを再編集したものです。

By: Clayton Shonkwiler

さて12月に入ります、私立高校入試まで2ヶ月、公立高校入試まで3ヶ月ほどとなりました。
いちおうそれぞれの入試についてか~んたんに復習しておきますね。

☆私立高校入試☆

「専願」と「併願」の2種類の方法どちらかで受験します。
専願の場合、その高校に合格したら「必ず進学する」という約束で受けるので、
合格したら辞退できません。
その代わり合格点が低めに設定されているなど、
併願より受かりやすくなっています。
併願の場合はその学校以外(主に公立)も受験でき、
公立校に合格した場合入学を辞退できます。

学校によっては、コースごとに専願か併願か決められるところもあります
(滝川第二高校など)。

☆公立高校入試☆

By: Hungju Lu

算数と数学の教室うぃるのある旧神戸第3学区は
「新第一学区」として、
神戸市全域、芦屋市、淡路島全域を含む学区になりました。

普通科・単位制普通科・総合学科は
この学区内で第一志望・第二志望の2校までを出願でき、
1回の試験と中3の2学期の通知表の成績により合否が決まります。

≪兵庫県の高校入試内申点の求め方≫

兵庫県の公立入試で使われる内申点は、
(英・数・国・理・社の通知表の合計)×4

+(音楽・技術家庭・美術・保健体育の通知表の合計)×7.5
の式で求められます。

オール5で250点、オール4で200点、オール3で150点です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

新第1学区内の普通科・総合科高校を目指す場合、
少なくとも150は取っていないと
非常に受験が厳しくなります。
中学側から受験に難色を示されることも多いです。

また当日点は、
英数国理社各科目100点満点を2で割った250点満点です。
これと内申点250点満点を合わせて、
500点満点で合否が決まります
また、第1志望の学校には、
25点が加算して計算され合格が決まります。
(新第一学区の場合)

例:星陵高校を第1志望、北須磨高校を第2志望とする場合で、
内申点200点、当日点180点の場合
星陵高校→200+180+25=405点で合否判定。
北須磨高校→200+180=380点で合否判定。

第2志望の方は点数が厳しくなるため、
できるだけ余裕を持った学校選びが必要です。

公立の受験校選びが終わった方も、
まだまだこれからの方も参考になさってください!

須磨翔風高校について押さえておくべき3つのポイント

注:この記事は2015年6月17日に書いたものを再編集したものです。

検索で当教室やこのサイトに来てくださる方も多いんですが、
その中のキーワードでとっても目立つのが「須磨翔風高校」
毎年倍率が非常に高い(県内でもトップ5に入る)ことでも有名で、
なんと今年は阪神にドラフトで指名される選手が出るなど
話題の多い学校ですが、
じゃあ須磨翔風高校ってどんな所?というのがわからない方も多いでしょう。

今回は須磨翔風高校の概要をあっさり3項目で説明します。

1. 交通の便が良く、通いやすく、新しい

地下鉄西神・山手線の名谷駅から徒歩5分という立地の良さが翔風の人気の一つ。
創立が2009年(平成21年)と新しく、校舎もまだ新品です。

名谷駅までは地下鉄ももちろん、バスの各路線も充実しているので、
神戸市内を中心に人気が集まり、県内屈指の倍率になっています。

ちなみに平成27年度の倍率は1.69倍、これは第2志望の人数を含みません。
定員160人に272人の志望者が集まったので、
総合学科ではありますがかなりの人気校と言えます。

2. 難しすぎず、簡単すぎない「ちょうどいい」レベルの難易度

須磨翔風高校は、近隣の
「神戸高塚高校」や「伊川谷高校」より少し難しい
くらいの難易度です。

公立高校に進むためには、中学校によるものの
おおむね「上位半分以内」にいないと難しいですが、
須磨翔風高校はちょうど「上位から40~50%くらい」の辺りの難しさに位置しています。

通知表でオール3(兵庫県の内申点計算で150)くらいから狙える学校で、
2がなく、4が1つか2つあれば理想的です。

3. ある程度自由に授業選択ができる

須磨翔風高校の前身、神戸市立須磨高校と神戸西高校は両方とも普通科。
合併して誕生した須磨翔風高校は総合学科です。

総合学科は、いわゆる「大学などへの進学のための勉強をする」普通科
工、商、農、福祉などの職業学科が合わさったもので、
時間割などの制限はあるものの、希望する授業を幅広く受けることが出来ます

須磨翔風高校では、
「教育・人間系列」「国際・文化系列」
「科学・環境系列」「福祉・健康系列」、
「経営・情報系列」と大きく5つのコースがあり、
人気の理由の半数近くはこの「いろいろ学べる」部分でしょう。

ただ、自由に選べる授業があることで、
進学のためには受験科目を意識した授業を選ぶ必要があります
特に4年制大学への進学を希望する場合、注意が必要です。

 

新第1学区内でも人気校の須磨翔風高校ですが、
「総合学科」ゆえの有利不利は理解しておく必要があります。

最近はスポーツでも頭角を表している高校ですから、
まだまだ人気は衰えないでしょう。
須磨翔風でどう過ごしたいか、また卒業後どういう道を選びたいか、
これを考えつつ進路選びをしていただければ、と思います。

我が子に教えたい兵庫県の内申点の求め方

内申点の計算方法については、以前も何度か記事にしたことはあるのですが、
秋になり高校受験情報も賑やかになってきたので、再度まとめますね。

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ちなみに、都道府県ごとに「入試に使われる内申点」の計算方法は異なるので、
このデータは「兵庫県内のみ有効」であることにご注意ください。

仮に、現在の評価がこのような数値だったとしましょう。

科目 英語 数学 国語 理科 社会 美術 音楽 保健体育 技術家庭
評価 3 3 4 3 2 3 3 4 3

この通知票の成績から「250点満点」になるように内申点が計算されます。
オール5の場合は250点です。

では求め方ですが、

  1. 「英・数・国・理・社」の評価を合計して4倍する
    上の場合(3+3+4+3+2)×4=15×4=60
  2. 「美術・音楽・保体・技家」の評価を合計して7.5倍する
    同じく(3+3+4+3)×7.5=97.5
  3. 1.と2.で出た数値を合計する
    60+97.5=157.5

つまりこの場合、「157.5点」が入試に使われる内申点です。

中学校と担任の先生の判断にもよりますが、この内申点の場合
「ぎりぎり新第1学区の公立普通科が受けられるかどうか」
という評価でしょう。
(新第1学区=神戸市+芦屋市+淡路島 です)

新第1学区の普通科・総合学科狙いの場合、
「少なくともオール3」=「少なくとも入試内申点で150」は欲しいところ。

人気うなぎ登りの須磨翔風高校を狙う方ならば、
できれば170はとっておきたいですね。
(これ以下の内申点でも合格者はいますが、当日点とのバランスを考えた数値です)

juken_goukakuhappyou_happy

では、仮にこの成績から内申点170にする場合、
あと170-157.5=12.5点上げればいいのですから、

  • 3が付いている実技教科2科目を4にする(プラス15点)
  • 英・数・理・社を1つずつ上げる(プラス16点)
  • 英・数・理・社のうち3科目を1つ上げる(プラス12点)
  • 実技教科1科目と、英・数・理・社のうち2科目を1つ上げる(プラス15.5点)

このような戦略が立てられるでしょう。

単純には、
「目標にしたい内申点」-「現状の内申点」を7.5で割って切り上げた数値
=「実技科目であといくつ上げればいいか」となります。

上記の通り、兵庫県では実技科目のほうが重く評価されるので、
中間・期末テストや実技・提出物などをきちんとすること、
そして「あと何をすれば成績が上がるのかわからない」場合は、
直接教科担任の先生に
「どのようなことをすれば評価が上がるか」を聞いてみるのもいい手ですよ。