定期テスト対策はまずこれ!何をすればいいか迷う中学生向け勉強法

「定期テスト対策って、結局何をすればいいの?」と不安になっていませんか。
数学塾で中学生を見ていると、勉強が苦手な子ほど“やる気がない”のではなく、“何から始めればいいか分からない”状態になっていることが多いです。

でも安心してください。
定期テストは、やる順番を決めるだけで動きやすくなります。
この記事では、平均点前後の中学生や、中学1年生の保護者の方向けに、今日からできるテスト対策を整理していきます。

定期テスト対策、何をすればいい?|まず最初にやるべき3つ

① テスト範囲表を見て「やること」を全部書き出す

最初にやるべきなのは、テスト範囲表の確認です。

いきなり勉強を始めると、「とりあえず英語をやる」「何となく理科を読む」になりやすいものです。
それでは時間が足りなくなってしまいます。

まずは、テスト範囲をノートや紙に書き出してみましょう。

  • 数学ワーク p.20〜35
  • 英単語 Unit3〜4
  • 理科プリント 3枚
  • 社会ワーク p.12〜18

このように見える形にすると、頭の中がかなり整理されます。

実際、塾でも「何をすればいいか分からない」と言っていた子が、やることを書き出しただけで動けるようになるケースは多いです。

② 学校ワーク・提出物を最優先で進める

次に大事なのが、学校ワークと提出物です。

定期テストでは、学校ワークや授業プリントから似た問題が出ることがよくあります。
つまり、学校ワークは“テスト対策そのもの”と言ってもいいでしょう。

ここで注意したいのが、「提出するためだけ」に終わらせないことです。

1回目は間違えても大丈夫です。大切なのは、できなかった問題に印をつけること。

  • △→ あやしい
  • × → できなかった

このように分けておくと、あとで復習しやすくなります。

定期テスト対策で一番大事なのは「順番」

成績が伸びない人は「勉強量」より順番を間違えている

定期テストでは、長時間勉強することより、“何を先にやるか”のほうが大切です。

最初にきれいなノートまとめを始める子は少なくありません。
でも、時間をかけたわりに問題演習が足りず、本番で解けないことがあります。

おすすめの流れは次の通りです。

  1. テスト範囲を確認
  2. 学校ワークを1周
  3. 間違えた問題を解き直す
  4. 英単語や漢字を毎日確認
  5. 前日は最終チェック

この順番なら、「何からやればいいの…」と止まりにくくなります。

まず学校ワーク、その後に苦手対策をする

苦手な教科がある人ほど、最初は学校ワークから入りましょう。

いきなり苦手対策を始めても、「どこが苦手なのか」が分からないまま時間だけが過ぎやすいからです。

たとえば数学なら、ワークを解きながら「計算ミスなのか」「文章題なのか」を分けて考えます。
原因が見えると、対策もしやすくなります。

塾でも、最初に全部を完ぺきにしようとして動けなくなる子は多いです。
まずは学校ワークを1周するだけでも十分前進です。

【今からでも大丈夫】2週間で進める定期テスト対策ロードマップ

2週間前:学校ワークを1周終わらせる

2週間前なら、まだ十分間に合います。
この時期は、まず学校ワークを1周終わらせることを目標にしましょう。

ここで大切なのは、“完ぺきに解く”ことではありません。

  • できる問題
  • できない問題

を分けることが目的です。

間違えた問題には印をつけておきましょう。
あとで解き直すときに役立ちます。

1週間前:間違えた問題だけを解き直す

1週間前になったら、できなかった問題にしぼります。

できる問題を何度も解くより、苦手をつぶしたほうが点数につながるからです。

おすすめは、「2回連続で正解するまで解く」こと。

1回できても、次の日にできないことはよくあります。
続けて正解できれば、本当に身についたと言えるでしょう。

3日前〜前日:暗記と最終確認にしぼる

3日前からは、英単語、漢字、理科・社会を中心に進めます。

逆に、前日に新しい問題集を始めるのはおすすめしません。
不安が増えてしまうことがあるからです。

前日は、学校ワークの見直しや、間違えた問題の確認にしぼりましょう。

学校ワークだけで点数が上がる理由

定期テストは学校ワークから出題されやすい

平均点前後を目指すなら、まず学校ワークを大切にしましょう。

定期テストは、授業内容を理解できているかを見るテストです。
そのため、学校ワークや授業プリントから似た問題が出やすい傾向があります。

実際、塾でも「市販の問題集ばかりやっていた子」が、学校ワーク中心に変えただけで点数が伸びることがあります。

「提出して終わり」の人は点数が伸びにくい

もったいないのが、答えを書いて提出して終わるパターンです。
それでは、本番で自分の力で解けません。

たとえば20問中8問間違えたなら、その8問が点数アップのチャンスです。
そこを解き直すことで、次のテストの点が変わっていきます。

【教科別】定期テスト対策で何をすればいい?

数学・英語は「毎日少しずつ」が強い

数学と英語は、毎日の積み重ねが大切です。

数学は、まず計算問題から始めましょう。
計算ミスを減らすだけでも点数はかなり変わります。

間違えた問題は、答えだけでなく途中式も確認してください。

英語は、英単語と教科書本文が重要です。

  • 英単語を見て意味が言える
  • 日本語を見て英語を書ける
  • 教科書を音読できる

ここまでできると強いでしょう。

国語・理科・社会は「出るところ」を優先する

国語は、漢字、教科書本文、学校ワークを優先します。

理科と社会は、学校プリントとワークを中心に進めましょう。

特に社会は、「流れ」を意識すると覚えやすくなります。
「なぜその出来事が起きたか」を一言で説明できると、記憶に残りやすいです。

勉強しているのに点数が上がらない人の特徴

ワークを「見るだけ」で終わっている

点数が上がりにくい子に多いのが、「分かったつもり」です。

答えを見るだけでは、本番で手が止まることがあります。
やはり、自分で書いて解くことが必要です。

暗記も、見るだけでなく、口に出す、書く、家族に問題を出してもらうなど、手を動かしたほうが覚えやすくなります。

スマホを近くに置いたまま勉強している

勉強中にスマホが近くにあると、集中しにくくなります。
通知が来なくても、「少しだけ見よう」が続いてしまう子は多いです。

塾でもおすすめしているのは、

  • 別の部屋に置く
  • 家族に預ける
  • 30分だけ集中する

といった方法です。

全部を一気にがんばる必要はありません。
まずは30分集中できれば十分です。

明日からでも間に合う!時間がない人向け勉強法

まずは「学校ワーク」と「暗記」にしぼる

時間がないときほど、やることをしぼりましょう。
全部やろうとすると、どれも中途半端になりやすいからです。

優先したいのは、

  • 学校ワーク
  • 英単語
  • 漢字
  • 理科・社会の重要語句

このあたりです。

特に基本問題を落とさないことが大切でしょう。

完ぺきを目指さず「できる問題」を増やす

直前期は、「全部できるようにする」より、「取れる問題を増やす」意識が大切です。

数学なら、難問より計算問題。
社会なら、まず一問一答。

このように点につながりやすいところから進めると、短期間でも変わってきます。

「今からでは無理だ…」と思う子もいますが、実際には数日で変わるケースも少なくありません。

保護者ができる定期テストサポート

「勉強しなさい」より動きやすい声かけ

中学1年生では、まだ勉強の進め方に慣れていない子も多いです。
そのため、「勉強しなさい」だけだと、本人もどう動けばいいか分からないことがあります。

おすすめは、行動を小さくする声かけです。

  • 「まず範囲表を見ようか」
  • 「今日はワーク何ページやる?」
  • 「終わったら見せてね」

こうした声かけのほうが、子どもは動きやすくなります。

点数だけでなく行動も褒める

テストでは、点数だけでなく「行動」を見てあげることも大切です。

  • 昨日より早く始められた
  • 解き直しができた
  • 毎日10分続けられた

こうした変化を認めてもらえると、子どもは次もがんばりやすくなります。

特に中1の定期テストは、「勉強のやり方」を作る時期です。完ぺきでなくても、少しずつ進めていきましょう。

まとめ|慌てず準備すれば定期テストは乗り切れる

まずは学校ワークから始めよう

定期テスト対策で迷ったら、まず学校ワークを開きましょう。

  • 範囲を確認する
  • ワークを進める
  • できない問題に印をつける

まずはこの3つで十分です。

今日できることから少しずつ始めよう

定期テストは、特別な才能より「準備の順番」が大切です。

最初から完ぺきを目指さなくて大丈夫。

今日10分でも始めれば、不安は少しずつ小さくなります。
慌てずに準備して、定期テストを乗り切っていきましょう。