青チャートの使い方|数学が苦手でも成績が伸びる正しい進め方を解説

「青チャートを買ったけれど、どう進めればいいのか分からない」「数学が苦手な自分でも使えるのかな」と不安に思っていませんか?

私は数学塾で多くの高校生を指導してきましたが、青チャートを正しく使って成績を伸ばした生徒はたくさんいます
大切なのは頭の良さではなく、使い方です。
この記事では、数学が得意ではない高校2年生・3年生向けに、青チャートの効果的な進め方を分かりやすく解説します。

青チャートは数学が苦手でも使える?

青チャートが向いている人・向いていない人

結論から言うと、青チャートは数学が苦手な人でも十分使えます。

実際に塾でも、「数学が苦手だから青チャートは無理ですよね?」と相談されることがあります。
しかし、そのような生徒でも使い方を変えただけで成績が上がるケースは少なくありません。

向いている人は次のような人です。

  • 学校の授業はある程度理解できる
  • 受験に向けて基礎から力をつけたい
  • 数学の勉強方法を身につけたい

反対に、

  • 中学数学がかなり不安
  • 計算ミスがとても多い

という場合は、まず基礎教材から始めた方がスムーズでしょう。

数学が苦手でも成績が伸びる理由

青チャートにはたくさんの例題があります。

数学が苦手な人は、いきなり難しい問題を解くよりも、解き方の型を覚えることが大切です。

例えばスポーツでも、最初から試合で活躍するのは難しいですよね。まずは基本の動きを練習します。

数学も同じです。

青チャートの例題を通して解法の流れを学ぶことで、少しずつ自力で解ける問題が増えていきます。

青チャートの正しい使い方【結論】

例題→再現→演習の3ステップで進める

青チャートを使うなら、

「例題を学ぶ」

「自力で再現する」

「練習問題で確認する」

という流れがおすすめです。

多くの生徒は解説を読んで終わってしまいます。
しかし、それだけでは力はつきません。

本当に理解できたかどうかは、何も見ずに解き直せるかで決まります。

塾でも成績が伸びる生徒は、必ず解き直しをしています。

青チャートで成績が伸びる5ステップ勉強法

私がおすすめしている進め方は次の5ステップです。

  1. まずは自力で考える
  2. 解説を読む
  3. 解答を見ずに解き直す
  4. 練習問題に取り組む
  5. 間違えた問題を復習する

特に大切なのが3番目です。

解説を読んで「分かった」と思っても、翌日には忘れていることがよくあります。

自分の力で再現できる状態まで持っていきましょう。

青チャートは何周すればいい?

1周目・2周目・3周目の目的

青チャートは1周だけでは足りません。
おすすめは2〜3周です。

1周目は理解することが目標です。
2周目では自力で解けるか確認します。
3周目になると、解法を自然に使えるようになってきます。

毎回すべて解く必要はありません。

間違えた問題や苦手な問題を中心に復習すると効率的です。

例題だけでいい人と練習問題まで必要な人

数学が苦手な人は、まず例題を完ぺきにしましょう。
例題だけでもかなり力がつきます。

一方で、

  • 偏差値55以上を目指す
  • MARCHや関関同立を受験する

という場合は、練習問題にも取り組みたいところです。

ただし順番が大切です。

例題があいまいなまま練習問題に進むと、時間だけがかかってしまいます。

まずは例題を優先しましょう。

青チャートで失敗しないためのポイント

終わらない・難しいと感じるときの対処法

青チャートが終わらない最大の原因は、最初から完ぺきを目指すことです。

全部やろうと思うと、ほとんどの人が途中で疲れてしまいます。

そんなときは、

  • 例題だけ進める
  • 苦手単元だけ取り組む
  • 1日3〜5題に絞る

などの工夫をしてみましょう。

受験勉強は続けることが何より大切です。

伸びる人と伸びない人の違い

塾で指導していると、成績が伸びる生徒には共通点があります。
それは復習を大事にしていることです。

反対に伸びにくい生徒は、

  • 答えを見て終わる
  • 解き直しをしない
  • 間違いを放置する

という傾向があります。

青チャートは何問解いたかではなく、何問説明できるかが重要です。

友達に教えられるくらい理解できれば、本当の力になっています。

レベル別のおすすめ活用法

偏差値50未満の人の進め方

まずは例題だけに集中しましょう。

1日3題でも構いません。
大事なのは量より理解です。

「なぜこの解き方になるのか」を意識しながら進めてください。
分からない問題があっても気にしすぎなくて大丈夫です。

少しずつ積み重ねれば力はついてきます。

偏差値50〜60以上の人の進め方

このレベルの人は、例題に加えて練習問題にも挑戦しましょう。

また、できなかった問題には印を付けるのがおすすめです。
2周目や3周目で見直しやすくなります。

青チャートをしっかり活用できれば、共通テストや中堅大学レベルの数学に対応できる力が身につくでしょう。

まとめ|青チャートを最大限活用して受験勉強を進めよう

青チャートは数学が得意な人だけの参考書ではありません。
正しく使えば、数学が苦手な人にとっても強い味方になります。

大切なのは、

  • 例題から学ぶ
  • 解き直しをする
  • 復習を続ける

この3つです。

今日からすべてを変える必要はありません。まずは1単元だけでも取り組んでみましょう。正しい使い方を続ければ、青チャートは受験に向けた大きな武器になるはずです。