高校数学が苦手な受験生へ|まず買うべきおすすめ問題集と失敗しない選び方

数学が苦手だと、「どの問題集を選べばいいの?」と悩みますよね。
実際、私が数学塾で指導していても、成績が伸びない生徒の多くは勉強不足ではなく問題集選びで遠回りしています
この記事では、数学が苦手な高校生向けにおすすめの問題集と失敗しない選び方をわかりやすく紹介します。

【結論】高校数学が苦手な人におすすめの問題集5選

レベル別おすすめ問題集一覧

数学が苦手な人は、まず自分のレベルに合った問題集を選びましょう。
難しすぎる問題集を選ぶと途中で手が止まりやすいからです。
逆に、少しやさしいと感じる問題集なら最後まで続けやすくなります。

目安としては次の通りです。

  • 赤点レベル:やさしい高校数学
  • 基礎をやり直したい人:入門問題精講
  • 平均点を目指す人:基礎問題精講
  • 共通テスト対策を始めたい人:短期攻略シリーズ
  • 学校教材の補強をしたい人:やさしい高校数学ノート

まずは今の自分に近いレベルのものを選ぶことが大切です。

迷ったらこの1冊から始めよう

どれを買うか決められないなら、入門問題精講がおすすめです。

この問題集は解説がとても丁寧で、「なぜそうなるのか」まで説明されています。
そのため、学校の授業だけでは理解しきれなかった人でも取り組みやすいでしょう。

私の塾でも、数学が苦手な生徒が最初の1冊として使うことがよくあります。

あなたはどのレベル?苦手度チェック

赤点レベル(定期テスト30点以下)

このレベルの人は、まず公式や基本問題の理解を優先しましょう。
いきなり受験向け問題集に挑戦しても、多くの場合は続きません。

例えば、

  • 因数分解があやしい
  • 二次関数が苦手
  • 学校の問題集がほとんど解けない

という状態なら、基礎中心の教材が向いています。

遠回りに見えても、基礎固めが最短ルートです。

平均点未満レベル(30〜50点)

平均点未満の人は、基礎は少しわかるものの定着していないケースが多く見られます。

そのため、

  • 例題を理解する
  • 同じタイプを繰り返す
  • 解説をしっかり読む

ことが重要になります。

この段階では基礎問題精講などが使いやすいでしょう。

平均点前後レベル(50〜70点)

平均点前後なら、大学受験を見据えた学習を始めても大丈夫です。

ただし、まだ発展問題ばかりやる必要はありません。

まずは標準問題を安定して解けるようになることを目指しましょう。
共通テストで6〜7割を狙う土台作りにもなります。

高校数学が苦手な人向け問題集の選び方

解説のわかりやすさを最優先にする

問題集選びで一番大切なのは解説です。

数学が苦手な人ほど、自力で答えにたどり着けない場面が増えます。
そのとき、解説がわかりにくいと勉強が進みません。

問題数が多い教材より、

  • 解説が丁寧
  • 図や考え方が載っている
  • 初学者向け

という特徴を持つ問題集を選びましょう。

今の学力より少し易しい問題集を選ぶ

成績を上げたいときほど、難しい教材に目が向きます。

しかし、私が指導してきた経験では、少し易しい教材を完璧にした生徒の方が伸びるケースが多いです

例えば偏差値40の生徒が青チャートを始めるより、基礎問題集を繰り返した方が結果につながりやすいでしょう。

まずは1冊を最後までやり切れるかで選ぶ

問題集は数ではなく完成度が大切です。

3冊を中途半端に終えるより、1冊を完璧にした方が成績は伸びます。

「この問題集なら続けられそう」と思えるかどうかも大事な判断基準です。

人気問題集を数学が苦手な人目線で比較

青チャートは苦手な人にも向いている?

青チャートは良い教材ですが、全員向けではありません。
問題量が多く、解説を読むだけでも時間がかかります。

数学が苦手な人の場合、

  • 基礎が固まっている
  • 勉強時間を確保できる

という条件がそろってから使う方が良いでしょう。

基礎問題精講はどんな人向け?

基礎問題精講は苦手な人と相性の良い問題集です。

重要問題が厳選されているため、何を勉強すればよいか迷いません。

共通テスト対策の土台作りにも向いています。

Focus Goldは難しい?

Focus Goldは掲載問題が豊富です。

その反面、数学が苦手な人には少し重たく感じることもあります。

まずは基礎教材を終えてから取り組む方が安心でしょう。

塾でよくある「失敗する問題集選び」

偏差値40で青チャートから始める

最も多い失敗の一つです。

有名な問題集だからと選んでも、自分のレベルに合っていなければ続きません。

問題集選びでは知名度より相性を優先しましょう。

問題集を何冊も買いすぎる

不安になると次々と問題集を買いたくなります。

しかし、成績が伸びない原因は教材不足ではなく復習不足であることがほとんどです。

まずは1冊をやり切ることを意識してみてください。

周りに勧められた問題集をそのまま使う

友達に合う問題集が自分にも合うとは限りません。

同じ高校生でも学力や目標は違います。

自分の今のレベルを基準に選ぶことが大切です。

問題集を買った後に最低限やるべきこと

何周すればよい?

おすすめは3周です。

1周目で理解し、2周目で定着させ、3周目で自力で解ける状態を目指しましょう。

1回解いただけで終わらせるのはもったいありません。

間違えた問題はどう管理する?

間違えた問題に印を付けるだけで十分です。

そして次の周回では、その問題を優先して解き直しましょう。

復習の効率が大きく上がります。

途中で挫折しないコツ

毎日少しでも続けることです。

休日にまとめて勉強するより、

  • 1日10分
  • 1日2問

でも続けた方が力になります。

勉強を習慣にしていきましょう。

まとめ

数学が苦手な人ほど問題集選びで結果が変わる

数学が苦手だからこそ、自分に合った問題集選びが重要です。
有名な問題集を選ぶ必要はありません。

自分に合った1冊をやり切ることが受験成功への近道

受験を乗り切るために必要なのは、たくさんの問題集ではなく、自分に合う1冊です。
まずは今のレベルに合った問題集を選び、最後までやり切ることを目指しましょう。
その積み重ねが、確かな得点力につながります。