数学の学習に「青チャート」を最大活用する方法！効果的な使い方と勉強のコツ

2025年3月11日 2025年3月3日

Megumi Morikawa

「数学の成績を上げたいけれど、どの参考書を使えばいいのかわからない…」「青チャートを持っているけど、うまく活用できていない…」そんな悩みを持っていませんか？

「青チャート」は、多くの高校生が使う定番の数学参考書ですが、分厚くて問題数も多いため、「全部やらないといけないの？」と不安になる人もいるかもしれません。

実は、青チャートは 「解き方のパターンを効率よく学べる」 優れた参考書で、正しく使えば数学の得点力を大きく伸ばすことができます。

この記事では、青チャートを 「最大限に活用する方法」 を詳しく解説します！

「例題の使い方」 や 「効果的な勉強の進め方」 を知って、数学を得意科目に変えていきましょう！

1. 青チャートはどんな参考書？

青チャートは、多くの高校生が使っている数学の定番参考書です。

問題の種類が豊富で、基礎から応用まで段階的に学べるように構成されているため、しっかり活用すれば数学の力を効率よく伸ばすことができます。

特に、典型的な解法パターンを学ぶのに適しており、同じような問題が出たときにスムーズに解けるようになるのが大きなメリットです。

受験勉強はもちろん、定期テスト対策にも活用できる参考書です。

ではまず、青チャートが向いている人と、そうでない人について考えてみましょう。

せっかく手元にある青チャートを無駄にせず、効率よく活用する方法を考えてみましょう。

ここでは、効果的な学習の流れを4つのステップに分けて説明していきます。

青チャートで重要なのは「例題」です。まずは例題を徹底的に理解することがポイントです。

最初は解答を見ながらでも構いません。

解法の流れをしっかりつかみ、解法の考え方を頭に入れましょう。

その後、何も見ずに自力で解けるようになるまで繰り返し練習します。

この繰り返しが理解を深め、力をつけるカギとなります。

すべての問題を解こうとすると時間が足りなくなってしまうので、まずは「★★★以下（場合によっては★★まで）」の問題を優先的に取り組みましょう。

これらの問題で基本的な力をしっかりつけてから、学力がついてきた段階で難易度の高い問題にも挑戦するのが効率的です。

段階的に進めることで、無理なく実力を伸ばせます。

ただ解答を暗記するのではなく、必ず「なぜこの解き方になるのか」を意識して理解しましょう。

解法の理由や背景をしっかり考えることで、深い理解が得られます。

また、別の解き方を考えたり、類題を探して解くことで、解法のバリエーションを増やし、柔軟に対応できる力が養われます。

別解もしっかり覚えておけば応用もききます。

間違えた問題や理解しづらかった問題は、必ずノートにまとめておきましょう。

書き写しても良いですし、コピーして貼り付けてもOKです。

大事なのは、復習すること。

1週間後にそのノートを見直して、もう一度解けるかどうかをチェックしてみてください。

復習を重ねることで、理解が深まり、次回同じ問題に出会ったときには自信を持って解けるようになります。

では、青チャートを使った具体的な学習プランを紹介します。

以下のステップに従って進めると、効率よく力をつけることができます。

目標: 例題を中心に解法の流れを理解する。
進め方:
- 毎日、青チャートの例題を5〜10題程度解く。
- 解答を見ながら、解法の流れやポイントをしっかり理解する。
- 理解が深まったら、例題を見ずに解く練習をしてみる。間違えた部分はノートにまとめておく。

目標: 解法を完全に定着させる。
進め方:
- 例題を見ずに解く。解けなかった問題は解答を見て理解し、再度自力で解けるようになるまで繰り返す。
- 間違えた問題や難しかった問題を復習ノートにまとめ、1週間後に再度確認する。
- ★★★以下の問題を中心に進める。学力がついてきたら、難しい問題にも挑戦する。