中学の学校ワークを「やるだけ」にならない!ワークの効果を最大化する方法
中学での勉強は、まず学校指定の「ワーク」と呼ばれる教材を進めるところから始まります。
このワーク、毎回きちんとやっているのに「成績が思ったように上がらない…」と感じたことはありませんか?
それもそのはず。
ワークを「やるだけ」で終わってしまうと、実は勉強の効果が半減してしまうんです。
今回は、ワークの効果を最大化するためのポイントを紹介します!

① ワークの目的を意識する
まず大切なのは、「ワークは提出のためにやるものではない」ということです。
学校のワークは、授業で習った内容を復習して、しっかり理解するためのものです。
だからこそ、「ワークを解くこと=ゴール」ではなく、「解いた問題をしっかり理解すること」が大事です。
次の3つのステップを意識することで、ワークの効果がぐっと高まりますよ。
② 3ステップでワークを活用する!
ステップ1:解くときに『わかる・わからない』を意識する
ただ手を動かしてワークを埋めるのではなく、「この問題はスラスラ解けた」「この問題は自信がない」「この問題はわからない」と、自分がどれくらい理解しているかを意識しながら進めましょう。
間違えた問題や迷った問題に印をつけておく(例えば、×をつける、黄色のマーカーで印をつけるなど)とわかりやすくなります。
ステップ2:丸つけ後、間違えた問題の解き直しをする
ワークは「提出すること」が目的になりがちですが、大切なのは「間違えた問題をそのままにしないこと」です。
間違えた問題は解説を見て、「なぜ間違えたのか?」を考えながら解き直しましょう。
間違えた問題はワークに直接解き直すだけではなく、ノートに書き出してもう一度解くと、しっかり定着しやすくなりますよ。
コピーを取ったり、スマホで写真を取ってまとめておくと便利です。
ステップ3:ワークを2回・3回活用する
ワークを1回解いただけでは、なかなか定着しません。
テスト前には、「間違えた問題だけを解き直す」「問題を隠して答えを再現できるか試す」といった方法で復習すると、ワークの効果がぐんとアップします。
さらに、「1週間後にもう一度見直す」習慣をつけると、復習のタイミングが決まって忘れにくくなりますよ。
③ ワーク+αの学習法でさらに成績アップ!
ワークを活用した勉強をした後、もし余裕があれば、「+α」の学習を取り入れてみましょう。
- 「間違えた問題」を暗記カードにする
間違えた問題や重要なポイントを暗記カードにして、隙間時間に復習すると効率よく覚えられます。 - 「解き方」を説明できるか試す
友達や家族に解き方を説明してみましょう。自分で説明すると、理解が深まります。 - ワークと違う問題で確認する
他の問題集や過去問を使って、ワークの内容を応用してみましょう。これで、応用力が身につきます。
ワークは「やるだけ」で終わらせない!
ワークを解くときは、「わかる・わからない」を意識しながら進めることが大切です。
自分が理解できている部分と、まだ理解が不十分な部分を把握することで、次の復習がしやすくなります。
また、ワークを解いた後は必ず丸つけをして、間違えた問題を解き直しましょう。
間違えた理由を考え、しっかり理解しておくことがポイントです。
そして、ワークを解いた後はテスト前にもう一度復習することを忘れないようにしましょう。
再度問題を解いてみることで、記憶が定着しやすくなります。
ワークをやるだけでは不十分なので、これらのステップを取り入れて、勉強の効果を最大化しましょう!