新中学生のための文房具ガイド!数学の授業で必要な道具とおすすめアイテムの選び方

新学期が始まると、新しい授業に慣れるだけで精一杯になってしまい、道具の準備が後回しになりがちです。

でも、最初にきちんとそろえておけば、余計なストレスなく勉強に集中できます。
今回は、中学数学で必要になる道具や、あると便利なものをわかりやすくまとめました。

必ずそろえておきたい道具

まずは「絶対に必要になるもの」です。

ノート(ルーズリーフよりノートがおすすめ!)

数学の勉強では、計算の過程を残すことがとても大事です。

そのため、ノートはルーズリーフではなく、普通のノートを使うのがベスト

ルーズリーフはバラバラになりやすく、提出のときにページをまとめ直す手間がかかります。

順番が入れ替わると見直しもしにくくなるので、整理が得意でないお子さんには向いていません。

おすすめは「方眼ノート」です。

こういったタイプがおすすめです。

グラフや図形がきれいに書けて、数字の位置もそろえやすいので、中学数学にはぴったりです。

ただし、普通のノートに比べて割高なのがデメリット。

もしコストを抑えたい場合は、一般的な経線(横罫)のノートでも問題なく使えます

その場合、マス目のない余白ができやすいので、線を引いたり、数字をそろえたりする意識を持つと見やすいノートになります。

シャープペンシル(0.5mm・HBがちょうどいい)

中学生になると、授業や宿題でシャープペンを使う機会が増えます。

選ぶときのポイントは芯の太さと濃さです。

0.5mmの芯が最も使いやすく、細かい計算や式も書きやすいです。

0.3mmは折れやすく、0.7mm以上は太すぎるため、数学には向いていません。

芯の濃さはHBがおすすめです。

濃すぎず薄すぎず、消しゴムでしっかり消せるため、ノートが汚れにくくなります。

Bや2Bは濃くて見やすい反面、消した跡が残りやすいので注意が必要です。

また、替え芯を常に準備しておくことも大切です。

授業中に芯が切れると集中が途切れるので、筆箱に予備を入れておくと安心です。

シャープペンは毎日使うものなので、お子さんが書きやすいものを選ぶと学習がスムーズに進みます。

消しゴム(よく消えるものを!)

数学では計算ミスを直すことが多いため、しっかり消える消しゴムを選ぶことが大切です。

消しカスがまとまりやすいタイプを選ぶと、手が汚れにくく、後片付けも楽になります。

さらに、角が使いやすい消しゴムは、細かい部分や計算ミスをきれいに消せるので便利です。

数学の問題では消しゴムを使う機会が多いので、消しやすいものを選ぶとノートがきれいに保てます。

定規・コンパス(作図に必須!)

中学数学では作図の問題が必ず出てくるため、定規とコンパスは絶対に必要な道具です。

作図は図形を正確に描くための基本ですので、しっかり準備しておくことが大切です。

  • 定規は15cmと30cmの2本を揃えておくと便利
    短い定規では描けない大きな図形もあるため、長い定規も必須です。
    折れている部分を伸ばすと30cmになるタイプも便利でいいです。
    透明なものを選ぶと、下のラインが見やすくなり、正確な作図ができます。
    また、目盛りがしっかり見える定規を選んでおけば、測定や図形のバランスを取りやすくなります。
  • コンパスは芯がしっかり固定できるタイプを選ぼう
    芯がしっかり固定されていないと、円が歪んだりブレたりして、きれいに描けません。
    芯の部分がシャープペンシルになっているタイプもおすすめです。
    コンパスは長く使うものなので、しっかりした作りのものを選んでおくと安心です。

筆者は長いことこのコンパスを愛用しています。

小さい円が書けるし、ペンケースに収まるし、おすすめです。

あると便利な道具

その他、あると便利なものをまとめました。

多色ボールペン(3色までがちょうどいい)

数学のノートでは、色を使ってポイントを整理すると分かりやすくなります。

ただ、色を増やしすぎるとかえって見づらくなるので、3色くらいがちょうどいいです。

おすすめの色の組み合わせ

  • → 普段の記述用
  • → 重要なポイントやミスの修正
  • 青または緑 → 補足説明や図の強調

4色以上のボールペンもありますが、使い分けが大変になるので、シンプルに3色くらいがおすすめです。

プリント整理用のファイル

数学の授業ではプリントが配られることが多いため、クリアファイルバインダーがあると整理がしやすくなります

クリアファイルはプリントを一枚ずつ保管でき、バインダーは複数のプリントをまとめて管理できます。

科目ごとに分けるためにインデックスシートを使うとさらに便利です。

プリントが増える前に整理方法を決めておくと、学習がスムーズに進みます。

付箋やインデックスシール

「あとで見直したい問題」や「苦手な単元」に目印をつけるために、付箋を使うととても便利です。

ノートや教科書に貼っておくことで、すぐに確認でき、後で見直しやすくなります。

付箋は取り外しが簡単なので、間違って貼ってしまっても安心です。

100円ショップなどで扱っている細いタイプが使いやすくておすすめです。

まとめ

必要な道具をしっかり準備しておけば、お子さんも新学期をスムーズに始められます。

ノートや文房具を選ぶ際は、使いやすさを考慮して、計画的に準備しておくことが大切です。

学習を支えるための基本的なアイテムを整えて、快適に勉強ができる環境を作りましょう!