希望する進学先を考えよう!高校の学科の種類をご紹介!
中学校を卒業したら、どんな高校に進むかを考えなければいけませんね。
そのときに大事なのが「学科選び」です。
同じ高校でも、学科が違えば学ぶ内容も将来の進路も変わってきます。
せっかくなら、自分に合った学科を選んで、充実した高校生活を送りたいですよね。
そこで今回は、高校の学科にはどんな種類があるのか、どんな特徴があるのかを紹介します。
高校選びの参考にしてください!

高校の学科の種類と特徴
高校の学科は、大きく分けて「普通科」「専門学科」「総合学科」の3つです。
普通科
普通科は、一番多くの高校にある学科で、国語・数学・英語・理科・社会といった一般的な科目を幅広く学びます。
大学進学を考えている人が多く、進学向けのカリキュラムが組まれている学校も多くあります。
「まだ将来の進路が決まっていないけど、いろんなことを学びながら自分に合う道を見つけたい」「大学進学を視野に入れている」という人にはぴったりです。
専門学科
専門学科は、その名のとおり特定の分野に特化して学ぶ学科です。
実習や資格取得の機会が多く、卒業後にすぐ就職する人もいれば、専門学校や大学に進学する人もいます。
たとえば、こんな学科があります。
- 工業科 … 機械や電気、建築などの技術を学ぶ
- 商業科 … 簿記や会計、マーケティングなどビジネスに関することを学ぶ
- 農業科 … 農業技術や畜産、食品加工など自然に関わる仕事を学ぶ
- 福祉科 … 介護や保育、医療福祉など、人と関わる仕事を目指す
- 看護科 … 看護師を目指す人向けの基礎を学ぶ
- 家政科 … 調理や被服、保育、生活デザインなど、家庭生活や福祉に関わることを学ぶ
学科の再編などで名前が変わっている学校も多いですが、おおむねこのような感じです。
「将来なりたい職業が決まっている」「実践的なスキルを身につけたい」という人には専門学科がおすすめです。
総合学科
総合学科は、普通科と専門学科の中間のような学科です。
必修科目に加えて、自分の興味や将来に合わせて選択科目を選べるのが特徴です。
たとえば、「数学や英語をしっかり勉強しつつ、商業科目も学びたい」といった希望が叶うこともあります。
「まだ進路が決まっていないけど、いろいろ学びながら方向性を考えたい」「大学進学も専門的な勉強も両方視野に入れたい」という人には、総合学科が向いています。
高校選びのポイント
学科を選ぶときには、次のような点を意識するといいでしょう。
- 自分の将来について考えてみよう
「大学に進みたい」「手に職をつけたい」「どちらもまだ決まっていない」など、自分の希望に合わせて学科を選ぶのが大事です。 - 同じ学科でも学校ごとにカリキュラムが違う
事前にリサーチすることも必要です。
たとえば、普通科でも特進クラスがある学校もあれば、専門学科でも大学進学に力を入れている学校もあります。 - 体験入学や学校説明会に参加するのもおすすめ
先生や在校生の話を聞いたり、授業の様子を見たりすることで、「自分に合っているか」がわかりやすくなります。
まとめ
高校選びは、これからの3年間をどう過ごすかを決める大切なステップです。
「どんな高校生活を送りたいか?」を考えながら、自分に合った学科を選びましょう。
学科ごとの違いをしっかり理解して、自分にぴったりの高校を見つけてくださいね!