数学は得意なのに国語が苦手?読解力を伸ばして文章題を解けるようになる方法
今回は「国語が苦手な中学生のための勉強法」についてお話しします。
「うちの子、数学は得意なんですけど、国語が全然ダメで…」
「文章題になると急にできなくなるんです」
こういうお悩み、けっこう多いんですよね。
実は、数学が得意でも国語が苦手だと、数学の成績にも影響が出ることがあります。
特に、文章題や証明問題で苦戦してしまうケースがよくありますね。
そこで、今回は 数学が得意な子でも実践しやすい国語の勉強法 を紹介します!

① 文章を正しく読む練習をしよう!
国語が苦手な子の多くは、「文章を正しく読む」ことができていません。
これは数学の文章題でも影響します。
- 接続詞を意識する
「しかし」「つまり」「たとえば」などの言葉に注目すると、文章の流れがつかみやすくなります。 - 指示語の内容を考える
「これ」「それ」「あれ」が何を指しているのか、きちんと確認しましょう。指示語の意味を取り違えると、文章の解釈がズレてしまいます。 - 音読+要約の練習
文章を音読して、「今の段落は何が書いてあった?」と要約する練習をすると、理解力がアップします。
数学の問題文を正しく読むためにも、この練習は効果的です!
② 記述問題が苦手なら、まずは短い文章を書こう!
数学の証明問題でも「どう書けばいいかわからない」と悩む子は多いですよね。
- 30字くらいでまとめる練習
いきなり長文を書こうとせず、まずは30~40字程度の短い文章から練習しましょう。 - 「なぜ?」を意識して答える
数学でも「なぜこの答えになるのか」を説明できることが大切です。国語の記述も同じで、「なぜ?」を意識して書くと、的確な答えが作れます。
例えば、国語の問題で「筆者の考えを答えよ」という問題があったら、
「筆者は〇〇だから、△△と考えている」
という形にまとめるだけで、ぐっと分かりやすくなります。
③ 語彙を増やすと、文章がスムーズに読める!
国語が苦手な子は、そもそも知らない言葉が多く、意味が分からないまま読み進めてしまうことがあります。
- 学校の漢字ドリルをしっかりやる
- 四字熟語やことわざを少しずつ覚える
- 知らない言葉はそのままにせず調べる習慣をつける
数学の問題文でも、「~の比を求めよ」「~の変化を説明せよ」など、言葉の意味が分からないと正しく解けませんよね。
語彙力をつけることは、数学の成績アップにもつながります!
④ 数学が得意な子ほど、論理的に考えるクセをつける!
数学が得意な子は、論理的に考える力があります。
これを国語にも活かしましょう!
例えば、次のような読解問題があったとします。
「この文章の主張を答えなさい」
数学的な考え方で答えるなら、
- 文章の構造を整理する(主張・理由・結論)
- 主張を支える具体例や説明を探す
- 答えを論理的に組み立てる
このように考えると、答えを導きやすくなります。
数学の証明問題と似ていますね!
まとめ:国語の勉強法は数学にも役立つ!
- 文章を正しく読む(接続詞・指示語・要約)
- 記述問題は短い文から練習する
- 語彙力を増やす(漢字・四字熟語・ことわざ)
- 論理的に考えるクセをつける
数学が得意な子でも、国語が苦手だとテストの点が伸び悩むことがあります。
でも、今回紹介した方法を実践すれば、数学の文章題や証明問題にも役立つので、ぜひ試してみてくださいね!
数学も国語も、「考える力」を育てることが大切です。苦手意識をなくして、一緒に学んでいきましょう!