リビング学習ってどんな効果があるの?小学生に向けたやり方と注意点・役立つアイテムまとめ

「子どもには勉強してほしいけど、自分の部屋にこもってるとちゃんとやってるのか分からない…」

そんな悩みを持つご家庭、多いのではないでしょうか?

最近よく聞く「リビング学習」というスタイルは、親の目が届く場所で子どもが勉強する方法。

特に小学生のうちは、集中力や学習習慣を育てるうえでメリットもたくさんあるんです。

今回は、リビング学習のやり方と注意点、そして役立つグッズもあわせてご紹介します。


リビング学習のメリット

まずは、リビング学習のいいところから。

  • 親がそばにいる安心感
    わからないところがあればすぐ聞けるし、見守られていることでやる気が出る子も。
  • 勉強の習慣づけに◎
    毎日決まった時間にリビングで勉強することで、生活リズムの中に学習が組み込まれます。
  • 家庭内の会話が増える
    学習内容について親子で話すきっかけになることも。

特に、学習習慣があまり身についていないお子さんにはおすすめの方法なんです。


リビング学習のやり方

「リビングに机がないけどどうしたら?」という方もご安心を。

基本は、ダイニングテーブルやローテーブルを活用すればOKです。

ポイントは「ルール作り」

  • 時間を決める
    例:夕飯前の30分などと決めるといいですね
  • 使う道具は事前にセット
    筆記用具、ノート、教科書などを用意しておきましょう
  • リビングのテレビ・スマホはオフに
     気が散るものはなるべく排除しておきます

注意点はここ!

リビング学習にも気をつけたいことがあります。

  • 音や人の動きに弱い子は注意
     集中が切れやすいタイプの子には、周囲が静かになる時間を選ぶか、イヤーマフや耳栓を使うのも手です。
  • 「やってる風」になりがち
     机に向かっていても、実は手が止まってる…なんてことも。時々声かけして、取り組み状況を確認しましょう。
  • 勉強スペースの片付けを習慣にすること
     リビングでやる場合は「やりっぱなし」にならないように。終わったら片付けるまでがセットです。

リビング学習に役立つおすすめグッズ

実際に使ってみて「これは便利!」と思ったアイテムをご紹介します。

1. ブックスタンド

教科書や問題集を立てて使えるので、手元のスペースが広く使えます。

首や目も疲れにくくなりますね。

2. ブッククリップ

ページが閉じないように留めておける便利グッズ。

片手がふさがるストレスがなくなります。

3. 5mm方眼ノート、またはルーズリーフ

算数や理科の図、表を書くときにぴったり。書きやすく、ノート代わりにも使える万能選手です。

小学生の場合は、学校でよく使われている方眼ノート(5mm・10mmなど)でも十分OKです!

罫線の色がやさしいものや、マス目が大きめのタイプは低学年の子にも使いやすいですよ。

小学生は上の図のようなものがいいですが、中学生以降は5mmのみの方眼のほうが使いやすいでしょう。

4. コンパクトな文具セット

消しゴム、定規、シャープペンなどをまとめたポーチを作っておけば、準備がスムーズになります。

おすすめなのは、ハサミやのり、付箋なども一緒に入れられるちょっと大きめの文房具入れ。

リビング、子ども部屋、塾…といろんな場所に持ち運びやすく、散らからないのが嬉しいポイントです。

また、文具は「学校用」「塾用」「自宅用」で分けておくのもおすすめです。

持ち忘れや置き忘れが減って、いつでもすぐに学習に取りかかれますし、場所ごとに必要なものがすぐ取り出せてストレスフリー!

よく使うものはそれぞれのポーチに同じものを入れておくと安心ですよ。

筆者は長いことこのペンケースを愛用してます!

何でも持ち歩けて便利ですよ。


最後に:子どもに合ったやり方を一緒に見つけよう

リビング学習が合うかどうかは、子どもの性格や家庭の環境にもよります。

「これが正解!」という形はないので、まずは試してみることが大事。

一緒にやってみて、合わなければ少しずつ形を変えていけばいいんです。

無理なく、楽しく、学ぶ習慣を育てていけるといいですね!