高校受験の内申点を上げるためにやるべきこと!今すぐ始める具体的な対策
高校受験を考えているみなさん、内申点対策はできていますか?
「定期テストの点数がよければ大丈夫」と思っている人もいるかもしれませんが、実はそれだけでは不十分。
内申点は、学校での成績を総合的に評価したものなので、授業態度や提出物、実技科目の成績も大きく影響します。
今回は、今からできる内申点アップの具体的な対策を紹介します!

① 内申点の仕組みを知ろう
そもそも内申点とは?
内申点とは、中学校の成績をもとに算出される得点で、都道府県によって計算方法が異なります。
兵庫県の場合、主要5科目(国語・数学・英語・理科・社会)と、実技4科目(音楽・美術・技術家庭・体育)の成績が評価対象になります。
(5科目の合計点✕4)+(実技4教科の合計点✕7.5)の250点満点が、兵庫県の内申点の計算方法です。
何が評価されるの?
- 定期テストの点数(学期末の評定に大きく影響)
定期テストの点数は、学期末の評定に直結します。
特に主要5科目はテストの結果がそのまま内申点に響くため、1回ごとのテストがとても重要です。 - 授業態度(積極的に参加する姿勢が評価される)
積極的に発言するだけでなく、うなずきながら聞く姿勢や、ノートを丁寧にとる姿もきちんと評価されます。
先生は「どれだけ真剣に取り組んでいるか」を見ています。 - 提出物(ワーク・ノート・プリントの提出状況)
提出物は、ワークやノート、プリントなど、期限を守って丁寧に仕上げることが基本です。
ただ出すだけでなく、自分なりの工夫や書き込みがあるとプラスになります。 - 実技科目の成績(兵庫県では実技科目が7.5倍!)
実技科目の成績も意外と重要です。
苦手でも「前向きに取り組む姿勢」を見せることで評価につながります。
内申点を上げるには、テストの点数を上げるだけでなく、授業中の取り組み方や提出物の完成度も重要なのです。
② 今からできる内申点アップの対策
【1】定期テストの得点アップ!
まずは、直近の定期テストで1点でも多く取ることが最優先。
特に「評定が上がるか微妙なライン」にいる科目は重点的に対策をしましょう。
- 学校のワークは必ず仕上げる(提出だけでなく、間違い直しまで)
- 先生が授業で強調したポイントを重点的に復習
- ミスを減らす工夫をする(ケアレスミスチェック)
【2】授業態度を改善する!
授業中の態度は、想像以上に先生に見られています。
- リアクションをしっかりする(うなずく、メモを取る)
- 発言が苦手でも、ノートを工夫してアピール
- 先生の目を見て話を聞く(スマホをいじるのは論外!)
【3】提出物を丁寧に仕上げる!
提出物の完成度も内申点に大きく関わります。
- 期限は絶対に守る!
- ワークは丸写しせず、考えた形跡を残す(先生は見抜いています)
- ノートをまとめるときは、見やすく工夫する(色分けや図の活用)
【4】実技科目を甘く見ない!
兵庫県では、主要5科目の成績が4倍で計算されるのに対して、実技科目はなんと7.5倍になります。
その分、実技科目の評価を上げることで、内申点全体を底上げするチャンスにもなります。
苦手意識があっても、前向きに取り組む姿勢がしっかり評価されるので、丁寧に授業を受けることが大切です。
- 体育が苦手でも、しっかり取り組む姿勢を見せる
- 音楽・美術・技術家庭の課題を丁寧に仕上げる
- 授業中の態度も大きく評価されるので、積極的に参加する
③ 受験までのスケジュール管理
内申点を上げるためには、ただ頑張るだけでなく、「いつまでに何をするか」を考えて計画的に行動することも大切です。
たとえば、学期の初めに「次のテストで数学の評定を4にする」といった具体的な目標を立てることで、勉強の優先順位や力の入れどころがはっきりします。
また、定期テストごとにしっかり振り返りをする習慣も大切です。
- 「今回はどの教科で点が取れて、どの教科が評価に影響しそうか」
- 「あと何点取れれば評定が上がりそうか」
といった分析をすることで、次に向けた対策が立てやすくなります。
目の前のテストに全力を尽くしながら、内申点という大きなゴールを常に意識して動いていきましょう。
④ まとめ:内申点アップは「今からの積み重ね」
内申点は、一夜漬けの勉強だけでは上げられません。日々の積み重ねが大切です。
- すぐにできることから始めよう!
- 苦手科目でも「頑張る姿勢」を見せることが大事
- 最終的には「受験で有利になるか」を考えて動く!
まだ間に合います!できることをコツコツ積み重ねて、志望校合格をつかみ取りましょう!