【保存版】中間テスト後の勉強の仕方|振り返りから次のテスト対策まで
こんにちは。中間テスト、おつかれさまでした!
生徒のみなさん、テストが終わった瞬間、「やっと終わったー!」とほっとしていませんか?
保護者の方も、お子さんのがんばりを見守って「とりあえず一段落…」という気持ちかもしれませんね。
でも、テストの本当の価値って、「終わったあとに何をするか」で決まるんです。
点数や順位に一喜一憂して終わり…ではもったいない!
今回は、中間テストが終わった今だからこそやっておきたい、3つの振り返りステップをお伝えします。

① テストの答案を“宝の地図”に変えよう
返ってきたテストの答案、どんなふうに見ていますか?
「赤で直して終わり」「点数だけ見てポイッ」になっていないでしょうか。
でも実は、間違えたところこそが“次に伸びるヒント”の宝庫なんです。
「どこを」「どうして」間違えたのか。
たとえば──
- 計算ミス?(最後に見直していれば防げた?)
- 読み間違え?(設問の条件を見落としてた?)
- 覚えてなかった?(暗記の方法が合ってなかった?)
- 時間が足りなかった?(解く順番やペース配分の問題?)
こうやって、自分のミスのパターンを見つけておくと、次のテストで同じ失敗を防げるんです。
★おすすめ
答え合わせのあとに「振り返りノート」を1枚作ろう!
5mm方眼のルーズリーフに「間違えた問題」と「理由」「対策」を書き出すと、整理しやすいですよ。
② 点数だけじゃなく“中身”を見よう
たとえば80点だったとして、それって本当に満足できる内容だったでしょうか?
点数だけでなく、どの単元が得意だったか、どこが弱かったかをちゃんとふり返ることが大切です。
- 理科で「光の単元」は完璧だったけど、「音」のところはミスが多かった
- 英語は文法はOKだったけど、読解問題が苦手だった
- 社会は暗記したけど、用語の使い分けにあやふやなところがあった
こうやって、「テスト全体の中で、自分がどう戦ったか」を見ると、勉強のやり方や重点ポイントが見えてきます。
★親御さんへのひとこと
点数に目が行きがちですが、「どこができた?」「どこが惜しかった?」と具体的な内容に目を向ける声かけをしてあげてください。
③ 「次はこうする」を決めて一区切り!
ここまで振り返ったら、最後にやるべきことがひとつ。
それは、次に向けての「改善策」を決めることです!
たとえば──
- 「英語は教科書本文を音読する習慣をつけよう」
- 「理科のワークは最低2周やってからテストにのぞもう」
- 「1週間前から暗記を始めて、前日は見直しにあてよう」
- 「社会は“なんとなく”じゃなくて、具体例とセットで覚える」
こうやって、「次はこうしてみよう!」というアクションを1つでも決めることが、成績アップへの第一歩です。
せっかく頑張って受けたテスト。
終わったあとも上手に活かせば、毎回のテストが成長のステップになりますよ。
おわりに:振り返りが“当たり前”になると強い!
テストの振り返りって、最初はちょっと面倒に感じるかもしれません。
でも、やればやるほど「自分のクセ」が見えて、「次に何をすればいいか」がはっきりしてきます。
振り返りが“当たり前の習慣”になれば、テストが終わるたびにレベルアップしていけるんです。
保護者の方へ
テストの点数を見て終わり…ではなく、お子さんと一緒に「ふり返る時間」をもってみてください。
できたところはしっかりほめて、次につながる小さな目標を一緒に立ててあげてくださいね。
何点だったかより、「終わったあとにどう動けたか」が本当の勝負どころ。
中間テスト、ここからがスタートです!