【塾講師が教える】夏休みを最大限に活かす方法とは?「夏休みの過ごし方」を今から考える理由
まだ6月なのに、もう夏休みの話?って思われたかもしれませんね(笑)。
でも、これって実はとても大事なことなんです。
今日は、「夏休みの過ごし方」を今から考えるべき理由についてお話しします。
お子さんの学年に関わらず、ちょっとした意識の差があとあと大きな差になりますよ。

なぜ“今”考える必要があるの?
夏休みって、カレンダー上は40日くらいあって、一見たっぷり時間があるように見えますよね。
でも、実際は部活や学校の課題、家族旅行や習い事、スマホ……と、気づけば「あれ?何もやってないまま終わった…」となりがちです。
夏の終わりに「あーあ、もっと勉強しておけばよかったな」って思ったこと、ないですか?
そう、実は夏休みは計画を立てないとすぐに過ぎてしまう時間なんです。
夏休みは“差がつく”タイミング
特に受験生にとっては、「夏をどう過ごすか」が合否を分けることもあるくらい大事な時期。
でも、それは受験生だけじゃありません。
中1・中2の子でも、ここで復習をして基礎を固めたり、ちょっと先取りしたりするだけで、2学期の授業がグンと楽になります。
夏って、「周りが休んでいる時に、少しがんばった人」がグッと伸びるタイミングなんです。
早めに考えるメリット3つ
じゃあ、なぜ“今から”考えておくといいのか?
理由は、次の3つです。
① 目標がハッキリする
ただ「夏は勉強するぞ!」と思っても、実際には何から手をつけたらいいか分からない…ってことがよくあります。
今のうちから「英単語を300語覚える」「比例・反比例を完璧にする」など、具体的な目標を考えておくと、夏のスタートがスムーズです。
② 習慣づくりが間に合う
夏休みに突然「よし、朝8時から勉強だ!」と思っても、夜更かし習慣のままだと続きません。
今から少しずつ生活リズムや学習習慣を整えておくと、本番の夏にいい流れが作れます。
③ 勉強以外のことにも時間が使える
勉強計画がうまく立っている子は、部活や旅行、趣味の時間もちゃんと取れています。
「やることをやってから遊ぶ」って、結局いちばん楽しい過ごし方なんですよね。
じゃあ、今から何を考えればいいの?
「考える」と言っても、難しいことではありません。たとえば…
- 今年の夏、できるようになっていたいことは何か?
- 家族との予定や部活の予定はいつか?
- 1週間のうち、どの日にどんな勉強ができそうか?
そんなことを、ざっくり紙に書き出してみるだけでもOKです。
ちなみに、うちの教室では「夏の目標&計画シート」を無料配布しています。興味のある方はお気軽にご連絡くださいね!
おわりに:今年の夏、どう過ごしますか?
夏休みって、ふだんの学校生活と違って自由度が高いぶん、「どう使うか」がとても大事です。
そして、その準備は“夏が来る前”から始まっているんです。
「あのとき、早めに動いておいてよかった」
8月の終わりに、そんなふうに思える夏にしてほしいなと思っています。
ご家庭でのちょっとした会話の中で、「今年の夏、どうする?」と話題にしてみてくださいね。